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2021/12/10

【開催報告】20周年記念シンポジウム「情報理工が描くインクルーシブ共創社会」

情報理工学系研究科は設立20周年を迎えたことを記念し、2021年11月25日に20周年記念シンポジウム「情報理工が描くインクルーシブ共創社会」を開催しました。
シンポジウムは須田礼仁研究科長による情報理工の20年の歩みを振り返る開会挨拶に続き、藤井輝夫東京大学総長からの祝辞で幕を開けました。
研究科の誇る多彩なセンターやプログラムの紹介、情報理工学系研究科で博士号を取得し、ベンチャー起業家として活躍する岡野原大輔さんによる基調講演、パネルディスカッション「情報理工が描くインクルーシブ共創社会」に加え、若手研究者による研究紹介「情報理工最前線」などバラエティに富んだ内容を通して、情報理工学系研究科の今までの取り組みと、インクルーシブな共創社会を目指すためのビジョンを伝えました。
シンポジウムはオンラインで開催し、登壇者は感染症対策を取ったうえで本郷キャンパスの伊藤謝恩ホールからYoutubeでのライブ配信を行いました。

600名を超える事前の参加申し込みがあり、多くの皆様にご覧いただきました。お申込み、ご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。
またシンポジウムの様子は後日東大TVを通じて配信を行う予定です。

須田礼仁研究科長
研究科の20周年を振り返るとともに新たな決意を見せた須田礼仁研究科長

藤井輝夫総長
藤井輝夫総長からはUTokyo Compassの取り組みとしても情報理工学研究科の分野横断的な創造活動への期待と20周年への祝意が寄せられた

葛岡英明副研究科長ソーシャルICT研究センター中田登志之センター長数理・情報教育研究センター駒木文保センター長バーチャルリアリティ教育研究センター相澤清晴センター長次世代知能科学研究センター國吉康夫センター長領域知識創成プロジェクト木脇太一助教
共創社会に向けたセンター・プログラム紹介では各センターの独自の取り組みが紹介された。
写真左上から葛岡英明副研究科長、ソーシャルICT研究センター中田登志之センター長、数理・情報教育研究センター駒木文保センター長、バーチャルリアリティ教育研究センター相澤清晴センター長、次世代知能科学研究センター國吉康夫センター長、領域知識創成プロジェクト木脇太一助教
(UMP-JUSTの江崎浩チーフ・エグゼクティブ・ディレクターは都合によりビデオでの参加となった)

株式会社Preferred Networks代表取締役COOの岡野原大輔さん
株式会社Preferred Networks代表取締役COOの岡野原大輔さん(2010年 情報理工学系研究科博士後期課程修了)は研究科在学中から東京大学総長賞を受賞するなどの成果をあげ、現在もAIベンチャーのトップランナーとして活躍を続ける。
岡野原さんの講演には、聴講者から「最新の取り組みを聞けて大変参考になった」との声が寄せられた。

山西健司副研究科長左から川嶋健嗣教授、高木剛教授、加藤真平准教授、山口利恵特任准教授、山崎俊彦准教授、稲葉雅幸教授
山西健司副研究科長がモデレーターを務めたパネルディスカッションでは新山龍馬講師の研究グループによるソフトロボット君がアシスタントとして大活躍。
各専攻やセンターを代表し川嶋健嗣教授、高木剛教授、加藤真平准教授、山口利恵特任准教授、山崎俊彦准教授、稲葉雅幸教授の6名がパネリストとして登壇した。
(パネルディスカッションの様子は学内広報1553号に掲載されています)

松本啓吾助教門本淳一郎助教谷中瞳講師池祐一助教穐山空道助教高道慎之介助教
ホットな研究トピックスが次々と飛び出した若手セッションの登壇者
左から松本啓吾助教、門本淳一郎助教、谷中瞳講師、池祐一助教、穐山空道助教、高道慎之介助教

情報理工学系研究科20周年記念シンポジウム「情報理工が描くインクルーシブ共創社会」のプログラムはこちらからご覧いただけます。

ISTyくん