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2022/12/27

【開催報告】学生交流イベント~IST Grand Gathering~(創造的展開プロジェクト主催)

情報理工学系研究科の創造的展開プロジェクトは2022年11月18日に情報理工学研究科所属学生の交流イベント「IST Grand Gathering」を開催しました。
「IST Grand Gathering」は創造的展開プロジェクト所属の卓越リサーチアシスタント(卓越RA)が企画、研究科男女共同参画委員会の後援を受け、研究室や専攻を超えた研究科内の学生がつながりを持つためのイベントとして実施しました。7人の卓越RAのうち陳 宜珮さん(創造情報学専攻 D1)、Rachl SIDNEYさん(コンピューター科学専攻 M1)、Manas WAKCHAUREさん(知能機械情報学専攻 M1)の3人が主体となり、プログラム内容の企画やポスターのデザイン、参加者の募集まで多くの準備をやり遂げました。募集定員に限りがある中、募集開始後すぐに定員が埋まるなど学生の関心が高く、当日は37名の情報理工学系研究科の学生が会場となった本郷キャンパスのHaseko Kuma Hall 1階ラウンジに集まりました。イベント前半は各テーブルで情報交換をしながらマスを埋めていくネットワーキングビンゴ、後半は東京大学や情報理工学系研究科でのダイバーシティ&インクルージョンについてのラウンドテーブルディスカッションが行われ、参加した学生からは「研究室以外の学生と初めて対面で話すことができた」などの声があがり、イベント終了後も名残惜しそうに笑顔で言葉を交わす姿が印象的でした。
企画チームのリーダーをつとめた陳さんは「大学内でのイベント実施には様々な制約もあり大変な事もあったなか37名の学生が参加するイベントを無事開催出来ました。創造的展開プロジェクトや男女共同参画委員会の先生方のサポートにも感謝したいです」と話し、SIDNEYさんは「コロナ禍で他の学生と交流する機会がなかったので、このようなイベントを企画できてとても嬉しいです。このイベントが参加者にとって他の学生と知り合い、研究や生活を知る契機になっていることを信じています」と感想を語りました。
創造的展開プロジェクト(英語名称:IST Creative Evolution Project)は情報理工学系研究科副研究科長の葛岡英明教授、成瀬誠教授が中心となり2022年度にキックオフしたプロジェクトで、研究科の活性化に関心のある大学院生を卓越リサーチアシスタントとして採用し、社会共創、産学連携、D&Iなどの課題に取り組みながら、これからの情報理工学系研究科を創造することを目指しています。2022年8月に6名の卓越RAが採用されたことを皮切りに、12月現在で8名の卓越RAが活躍中です。

イベント終了後に参加者全員が笑顔で(写真撮影時のみマスクを外しています)。今回は参加者の9割が留学生だったため、もっと日本人学生と交流したいという声も聞かれ、WAKCHAUREさんは「次回は日本語での告知にも力を入れ、留学生だけでなく情報理工学系研究科の学生同士が幅広く交流できるイベントを開催したい」と抱負を語った。
イベント終了後に参加者全員が笑顔で(写真撮影時のみマスクを外しています)
今回は参加者の9割が留学生だったため、もっと日本人学生と交流したいという声も聞かれ、WAKCHAUREさんは「次回は日本語での告知にも力を入れ、留学生だけでなく情報理工学系研究科の学生同士が幅広く交流できるイベントを開催したい」と抱負を語った。

進行役のWAKCHAUREさんは軽快な進行ぶりで、初対面が殆どの学生たちの緊張した雰囲気を和らげる。


進行役のWAKCHAUREさんは軽快な進行ぶりで、初対面が殆どの学生たちの緊張した雰囲気を和らげる。



イントロダクションに続いては全ての参加者が順に所属専攻や名前、趣味などの自己紹介を行った。初めて会う仲間に興味津々で聞き入る参加者の姿が多く見られた。

イントロダクションに続いては全ての参加者が順に所属専攻や名前、趣味などの自己紹介を行った。初めて会う仲間に興味津々で聞き入る参加者の姿が多く見られた。

赤いネックストラップをつけているのが卓越RA
赤いネックストラップをつけているのが卓越RA

卓越RAは各テーブルでモデレータとして活躍
卓越RAは各テーブルでモデレータとして活躍

ビンゴの回答を探すため、情報交換が必須
ビンゴの回答を探すため、情報交換が必須

ラウンドテーブルディスカッションでは活発な意見交換が行われた
ラウンドテーブルディスカッションでは活発な意見交換が行われた
後半は陳さんが司会をし、各テーブルで大学のダイバーシティについてディスカッションを実施
後半は陳さんが司会をし、各テーブルで大学のダイバーシティについてディスカッションを実施
入賞者には両副研究科長から賞品としてUTokyo D&Iキャンペーンロゴ入りのグッズが贈られた
入賞者には両副研究科長から賞品としてUTokyo D&Iキャンペーンロゴ入りのグッズが贈られた

ビンゴの進行役は SIDNEYさんが務めた(写真左)
ビンゴの進行役は SIDNEYさんが務めた(写真左)

イベント終了後の卓越RAのメンバー7名の笑顔からはイベントをやり遂げた充実感が伝わってくる(写真撮影時のみマスクを外しています)。(写真左から)WAKCHAUREさん、渡邊亞椰さん(創造情報学専攻 M1)、イドンホさん(数理情報学専攻 M2)、Romain Pierre HARANGさん(コンピューター科学専攻 M1)、練雨佳さん(知能情報学専攻 D1)、SIDNEYさん、陳さん
イベント終了後の卓越RAのメンバー7名の笑顔からはイベントをやり遂げた充実感が伝わってくる。(写真撮影時のみマスクを外しています)
(写真左から)WAKCHAUREさん、渡邊亞椰さん(創造情報学専攻 M1)、イドンホさん(数理情報学専攻 M2)、Romain Pierre HARANGさん(コンピューター科学専攻 M1)、練雨佳さん(知能情報学専攻 D1)、SIDNEYさん、陳さん

関連リンク:
情報理工学系研究科創造的展開プロジェクト

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