Neuronal Network Models for Generating Diverse Motion Patterns (多様な運動パターンを生成可能な神経回路モデル)

村松 光太朗

(指導教員:郡 宏 教授/ 数理情報第8研究室

資料PDF(Muramatsu.pdf
研究概要

パラメータ空間上における安定な定常状態と振動状態の相図
Matsuoka神経振動子モデルは,歩行に代表される周期的な運動を生み出す脊髄の振動性神経回路の力学系モデルとして知られている.このモデルについて固定点解析を行い,先行研究では明らかになっていなかった定常状態と振動状態の分岐現象について理論的な説明を与えた.さらにその結果を用いることで,振動周期の対数的発散をよく記述する新たな近似式や,ノイズ励起振動に関する予測を得ることに成功した.
修論の感想

古典的なモデルであっても,それを自身の興味がある視点から切り込むことで,新たな研究の種が見つかることもあると実感できました.郡先生をはじめ,研究議論に関わっていただいた皆様に厚く御礼申し上げます.


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ISTyくん