情報セキュリティ教育研究センター(SIセンター)は、「SIセンター主催 第8回シンポジウム「耐量子暗号の最新動向とセキュリティリスク〜 来たるべき量子コンピュータ時代に対応する 〜」をオンラインにて開催します。
量子コンピュータの進展は、従来の公開鍵暗号(RSAや楕円曲線暗号)に対する根本的な脅威となり得ることが指摘されています。特に、現在安全とされている通信やデータが将来的に解読される「Harvest Now, Decrypt Later」のリスクは、政府機関・大学・企業における長期的な情報保護の観点から無視できない課題です。
こうした背景のもと、耐量子暗号(Post-Quantum Cryptography: PQC)の標準化が急速に進んでいます。NIST による標準化プロセスではすでに複数の方式が選定・公開され、実装および運用への移行フェーズにあります。
しかしながら、PQCは鍵サイズや計算コスト、実装上の脆弱性、既存インフラとの互換性といった新たな課題も抱えており、単純な置き換えでは済まない複雑な技術的・運用的課題があります。
本シンポジウムでは、耐量子暗号の技術動向、標準化の最新状況、実システムへの適用における課題、ならびに移行戦略について有識者から発表を頂き、情報資産の長期保護や、社会インフラとしてのネットワーク運用における影響について議論を行います。本シンポジウムを通じて量子コンピュータ時代に備えたセキュリティ戦略の方向性を認識し、来たる次世代暗号に備えます。
ご参加は無料で、事前登録制です。
詳細と登録は SIセンターシンポジウムWEBサイトをご確認ください。

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