マルチパーティ計算による Oblivious RAM のコスト削減と 文字列検索の秘匿化への応用

諌山 航太

(指導教員:定兼 邦彦 教授/数理情報第2研究室

資料PDF(Isayama.pdf
研究概要

提案ORAMにおける,アクセス時のデータ再配置の流れの図
Oblivious RAM(ORAM)は秘密情報を外部サーバへ安全に委託する手法である.本研究では秘密分散ベースの秘匿計算を用いて,ツリーベース型のORAMの通信回数を漸近的に削減した.また秘匿二分探索や秘匿文字列検索プロトコルを改良した.
修論の感想

2年間を通じて,未解決の問題を追及することの面白さと難しさの両方を経験できました.指導教員の定兼先生をはじめ,お世話になった皆さんに感謝いたします.


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ISTyくん