増殖バイアスを考慮した系譜データの隠れ状態推定方法の構築

中島 蒼

(指導教員:小林 徹也 准教授/ 数理生命情報学研究室

資料PDF(nakashima.pdf
研究概要

増殖バイアスが発生する原理の模式図.
系譜は,細胞の増殖を観察したデータで,各細胞の親子関係と分裂時間から成る.系譜は系列の一般化で,その隠れ状態推定は重要だが,増殖によるデータのバイアスのため難しい.本研究では,増殖バイアスの補正法とそれに基づいた隠れ状態推定手法を提案した.
修論の感想

遡及過程などの増殖系を取り扱う様々な理論的な道具立てを用いるとともに,実際の系譜データの解析も行え,色々なことが学べた有意義な修士課程でした.


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