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2026/10/30

【研究成果】“昆虫細胞”を用いた匂いセンサの感度を向上 ~微小カプセルを使い、単独では増えにくい昆虫細胞の培養、選別に成功~

東京大学大学院情報理工学系研究科の西本和生 特任研究員、竹内昌治 教授(神奈川県立産業技術総合研究所人工細胞膜システムグループ グループリーダー、東京大学生産技術研究所学内クロスアポイントメント特任教授)、 神奈川県立産業技術総合研究所の三村久敏 研究員、University of California, Los AngelesのDino Di Carlo教授 (東京大学 EXPERT-GRI 推進室 特任教授)らの研究グループは、中空構造の微小カプセルを用いて、単独では増えにくい昆虫のセンサ細胞を1個または少数ずつ隔離して増やし、匂い物質への反応が強い細胞系統を選び出す技術を開発しました。選び出した細胞で構築したバイオハイブリッドセンサは、ヒト尿中に添加したがん関連物質候補に対する検出感度が約2.4倍に向上しました。
本研究で示した培養・選抜方法は、昆虫細胞に限らず、単独では増殖しにくい他の細胞にも応用できる可能性があり、こうした細胞の培養や研究にも役立つことが期待されます。

なお、本研究成果は、2026/10/23にエルゼビア社の学術誌「Biosensors and Bioelectronics」にオンライン掲載されました。

研究成果についての詳細は、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)HPをご覧ください。

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昆虫細胞を用いたバイオハイブリッドセンサの感度向上の概念図

論文情報

題名:Colony isolation of odorant receptor–expressing insect sensor cells in hollow hydrogel microparticles for enhanced biohybrid sensor sensitivity
著者名:K. Nishimoto, H. Mimura, D. Di Carlo, and S. Takeuchi
DOI:10.1016/j.bios.2026.119354
URL:https://doi.org/10.1016/j.bios.2026.119354

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