情報理工学系研究科の電子情報学専攻の山崎俊彦教授が令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞 研究部門)を受賞しました。
東京大学大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 山崎俊彦教授
同賞は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った者を対象としており、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、文部科学大臣により表彰されるものです。令和8年度の同賞同部門は山崎教授を含む47名に授与され、4月15日に文部科学省で表彰式が行われます。
今回、山崎教授は「安心安全なAI利活用のための信頼性確保技術の基盤的研究」の業績を評価されての受賞です。
今回の受賞について、山崎俊彦教授からコメントが届いています。
このたび、令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞 研究部門)に選出いただき、大変光栄に思います。安心安全なAI利活用の実現に向けて、ディープフェイク検出や敵対的攻撃耐性に関する研究を通じ、AIの信頼性を支える基盤技術の構築に取り組んできました。本研究では、高精度かつ汎用的なディープフェイク検出手法の確立や、敵対的攻撃に対する数理モデルの構築により、経験的手法に依存していた分野に理論的基盤を与えた点をご評価いただいたことを大変嬉しく思います。
今後は、AIが社会の中で信頼され持続的に活用されるための理論と実装の統合をさらに推進し、未知の脅威に対しても頑健に機能するAIシステムの設計原理の確立に取り組んでまいります。また、研究成果の公開や社会実装を通じて、学術と社会の橋渡しとなる研究基盤の構築にも引き続き貢献してまいる所存です。

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