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 2010/01/27
五十嵐准教授が日本学術振興会賞(第6回)を受賞
初心者でも楽しく3次元CGを制作する先駆的研究で

 コンピュータ科学専攻の五十嵐健夫准教授は、第6回(平成21年度)日本学術振興会賞が贈られる。「3Dコンピュータグラフィックスのための直感的デザインインタフェースに関する先駆的研究」(Intuitive Design Interface for 3D Computer Graphics)が評価された。受賞式は3月1日、東京・上野公園の日本学士院で行われる。

 五十嵐准教授は、これまで専門家が時間をかけて制作していた3次元コンピュータグラフィックス(CG)を、初心者でも簡単に制作できるようにするデザインインタフェースの先駆的研究を行い、スケッチインタフェースという新しい分野を切り開いた。スケッチインタフェースは、手書きスケッチによって3次元モデルを生成する手法で、デザインしたい形状の輪郭を描くと、コンピュータが自動的にその立体形状を計算し、3次元形状を作成できる画期的な研究である。

 また、画面の絵を両手で掴むという発想から2次元アニメーションを生成する手法、3次元キャラクターと2次元的な服を対応づけることで、簡単にキャラクターの着せ替えを実現する手法など、一般ユーザーの立場から、3次元CGやアニメーションの制作を容易にするユーザーインタフェースの新しい姿を提案している。CGに留まらず、日常用品のデザイン分野のためのユーザーインタフェース、さらに家庭用ロボットのためのユーザーインタフェースなどへと幅広く展開している。さまざまな成果は実用化も始まっており、同研究のいっそうの発展が期待される。

 日本学術振興会賞は、優れた研究を進めている若手研究者を見いだし、早い段階から顕彰してその研究意欲を高め、独創的、先駆的な研究を支援することにより、わが国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的に平成16年度に創設された。

 受賞対象者は、人文・社会科学および自然科学の全分野において、45歳未満で博士または博士と同等以上の学術研究能力を有する研究者のうち、論文等の研究業績により学術上、特に優れた成果を挙げている研究者としている。受賞者には、賞状、賞牌と副賞として研究奨励金110万円が授与される。また、日本学士院の協力を得て、日本学術振興会賞受賞者のうち6名以内に日本学士院学術奨励賞が併せて授与される。

情報理工フォーカス 2006/10/30
五十嵐准教授のURL



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