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留学生の方
(For International Students) |
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遠藤 祐司
(指導教員:竹村 彰通 教授/数理情報第4研究室)
分割表における階層モデルのセル確率の最尤推定量は一般には明示的に得られない.このような場合には反復計算を用いる必要がある.最も一般的な方法は比例反復法であり,生成集合族の要素に一つづつ順に着目してセル確率を更新していく方法である.今回は,分解可能モデルに基づいて,より大きなまとまりに着目して更新を行う比例反復法の改良を提案する.提案するアルゴリズムが最尤推定量に収束することを示し,さらに収束先に近い場合には提案する方法が通常の比例反復法より良い更新法となっていることを示す.
既存の研究に自分で何かを加えるという事は,第一に元々にある研究を調べることが大変です.大変ではあるのですが,自分の考えたことがうまく行くというのは非常に嬉しいものだと思います.
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