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 2008/03/27
情報理工、4月に『社会連携プログラム』発足
企業と連携し、ICT新分野の創出、人材育成
コンソーシアムの活動支援など豊富なメニュー

「新しいプログラムは、共同研究の次世代モデルと位置づけている」と下山研究科長
「新しいプログラムは、共同研究の次世代モデルと位置づけている」と下山研究科長
 情報理工学系研究科は、4月から新しい社会連携プログラム「R2P/IST」(Research on Research Program on Graduate School of Information Science and Technology)の第1期を立ち上げる。3月26日、理学部1号館の小柴ホールで開いた「R2P/IST」記念シンポジウムで明らかになった。産業界と協力し、特にICT(情報通信技術)分野における新しい情報システム、新規分野の創出を目指すもので、下山研究科長は冒頭のあいさつで「共同研究の次世代モデルと位置づけている」と強調した。併せて、社会に対して積極的・能動的に力を発揮しうる若いICT研究者の育成を柱にしている。第1期にはKDDI研究所、日立製作所、富士通研究所、日本電気、Googleの5社が参加する。企業側は、ICTシステムの開発など新規研究開発分野の開拓につながると期待している。

 この社会連携プログラムは、情報理工学をプラットフォームに、参加企業との間で「研究」に関する「研究」を創りだす活動を通して次期研究のタネを見いだし、それによってイノベーションを創出するのが目的。具体的な知財が見えてくると、共同研究に移行するが、共同研究創出のためのアプローチとしては、情報理工が中核となって研究発表会、産業界との共催シンポジウム、セミナーなどの活動、情報理工6専攻横断プログラムとして知識を統合した共同研究の調査、さらには、複数企業連携によるコンソーシアム設立の支援などを行う。また、産業界との共同研究を中心とするさまざまな連携活動によって、産業界、大学で活躍できるICT分野の若手研究者・技術者を育成する考えだ。

 情報理工は理学系研究科と工学系研究科を改組再編し、2001年4月に設置された。コンピュータ科学、数理情報学、システム情報学、電子情報学、知能機械情報学の5専攻で発足、2005年4月に創造情報学専攻を加え、6専攻で情報理工学の基礎から応用まで幅広い分野の研究を融合させて、未来の情報科学技術の確立を目指している。特に、情報理工は(1)情報理工学分野の知識を統合的に備えた研究拠点、(2)ICT人材育成拠点、(3)世界・社会に開かれた社会連携拠点の3つのミッションがあり、新プログラムはこれらのミッションを実現に導くものである。

 発足1年後の2002年4月からは、産学連携の独自の活動として、受託、共同研究の枠を超えた産業連携プログラム「先進研究支援プログラム」(Advanced Research Assistance Program=ARAプログラム)と取り組んできた。同プログラムは2007年3月、一定の成果を挙げて終了、これを発展させて新しい産学連携モデルのR2P/ISTをスタートさせることにした。ARAプログラムの活動経験を生かし、さらに情報理工に対する産業界の多様なニーズに応えることを目指す。



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