東京大学を3月31日をもって定年退職される南谷崇教授(システム情報学専攻)の最終講義が下記の日程で行われる。
日時:22年3月3日(水)午後3:00〜4:30
場所:工学部11号館 講堂
題目:ディペンダブルコンピューティング−情報社会の安全と信頼を創る
南谷教授は、次代のプラットフォームは、情報技術に加えて、情報システムのアウトプットとなるサービスなどを含んだトータルの『情報社会技術』が担うと提唱し、そのために、ディペンダブルコンピューティング、VLSI設計方法論という専門の立場から情報システムの安全保障研究に注力してきた。最終講義は、その中心をなすディペンダブルコンピューティングについての話題が提供される予定。
1971年、東大計数工学科大学院修士課程を修了後、10年間、NECでプロセッサーの研究に携わり、その後、東工大の情報工学科を経て1996年から東大先端科学技術研究センター教授に就任(大学院担当はシステム情報学専攻が本務)、2001年から3年間、センター長を務めた。 |