情報理工学系研究科とコペンハーゲン大学計算機科学科は、10月5、6日の2日間、コペンハーゲン近郊のロスキレ(Roskilde)で「ソフトウェアの基礎」に関するワークショップを開催した。本研究科から学生を含む11名が参加し、総勢40数名で討論を行った。
開催にあたって、コペンハーゲン大学の国際交流担当Andersen教授は、東京大学、コペンハーゲン大学を含む世界の研究大学10大学からなる連合組織IARU(International Alliance of Research Universities)にも触れながら、両大学の共同研究への期待を述べた。また、在デンマーク岡田眞樹全権大使は、「このような共同事業によって、日本とデンマークの学術交流がさらに深められることを期待したい」とあいさつした。
武市正人教授は2004年に両者が覚書を締結してから共同で実施してきたワークショップの経緯等について報告。20件の研究発表が行われ、活発な討論が交わされた。共同ワークショップは毎年、開催しており、第4回は2008年に日本で開催する予定。
|