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氏名
小倉 崇

所属
東京大学情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻

学年
修士1年(平成15年11月現在)

戦略ソフトウェア創造に対する興味,考え方
 戦略ソフトウェアとは多くの人の生活を一変させる力のあるソフトウェアであると考える.通常のソフトウェアとは異なり,私の応募した,"認識行動システム"はその性質上ハードウェアと切り離すことができないことが特徴である.その外界を認識し,行動することのできるハードウェア(つまりはロボットである)は,コンピュータの普及率に比べ,遙かに低くい.その原因として考えられるのが,ハードの価格が著しく高いこと,そしてキラーアプリとなるソフトウェア,つまり戦略ソフトウェアが未だに存在していないことである.PCやインターネットであればWWWやE-mailなどがそれであったといえるだろう.それはつまり,人々の生活を変えるような,戦略性のあるソフトウェアが,認識行動システムにおいては,まだ多数埋もれていることでもある.ロボットの普及率を一気に向上させるようなソフトウェアを書くことが認識行動システムにおける最大の戦略ソフトウェアであると考える.

本教育プログラム応募にあたっての抱負
私がこれまでに研究,趣味で作成してきたソフトウェアはいずれも完成度が低いことが許されたが,普及を目指した完成度の高いソフトウェアの作成をしたい.
また,ロボットのソフトウェアはハードウェアに依存しないソフトでなければ公開してもその意味がなく,多くのロボットに適用可能なソフトウェアを公開することは困難であるだろう.この問題をいかにして解決するかも非常に重要な課題であると考える.

略歴
1999年3月栃木県立宇都宮高等学校卒業
1999年4月東京大学教養学部理科一類入学
2003年3月東京大学工学部機械情報工学科卒業
2003年4月東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻修士課程入学(井上稲葉稲邑研究室)

今までの研究歴
  • 学士論文 ”行動ネットワーク獲得機能を有するロボットシステム”

自己紹介
ヒューマノイドの行動の生成に興味があり,プランニング,ビジョン,インタラクションの研究をしている.

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