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近年、ヒューマノイドをはじめとするロボットの研究・開発が盛んに行われるようになってきていますが、現在達成されているヒューマノイドのレベルというものは、実世界での本格的な活動をさせるためにはまだまだ貧弱であると言わざるを得ません。今後社会や家庭の中で人間のパートナーとして活動できるロボットを開発していくためには、よりよい機構や環境の情報を的確に取得できるセンサ、より安定した動作を実現するための制御方式の開発もさることながら、それらを効果的に組み合わせてユーザの要求を的確にこなすことのできる優秀なソフトウェアを創造することが必要不可欠であると考えています。
研究開発に携わる人々が自分の興味ある部分の研究に集中でき、その他の部分はどんなロボットであっても同様に容易に扱えるようなシステムを構成することが戦略的であると考えます。 |