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氏名
稲上 克史

所属
東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 平木研究室

学年
修士 2 年(平成16年9月現在)

戦略ソフトウェア創造に対する興味
現在私は、 WWW を利用して分散コンピューティングを行う WEB GRID に非常に興味をもっています。
最近の PC の低価格化、高性能化によって余剰計算資源が増加し続けています。
WEB GRID とは、そういった計算資源をインターネット上で共有し、その上で並列度の高い分散プログラムを走らせるというもので、ハイパフォーマンスコンピューティングという点で非常に大きな可能性を秘めていると考えています。
そして、この WEB GRID が人材養成プログラムの分野及び内容(とくに大域移動分散システム)の目指すものにふさわしいと思い、このプログラムに興味を抱きました。

戦略ソフトウェア創造に対する考え方
戦略ソフトウェアとは技術や理論における新規性はもちろん、現在または近い将来のハードウェア技術で実現可能であり、社会における有用性・利便性も兼ね備えたソフトウェアだと私は考えます。
そして、戦略ソフトウェア創造とは、評価用・実験用にとどまらず、実際に公開・配布することで、一般に広く受け入れられるソフトウェアを作ることだと考えています。

戦略ソフトウェア創造に対する抱負
戦略的ソフトウェア創造人材養成プログラムを通して、戦略ソフトウェア創造に必要なアイデアの創造力、およびそれを実現させるプログラミングスキルを身につけ、多くの人に使ってもらえるソフトウェアを作成できるようになることを目標にします。

略歴
平成11年4月 東京大学 教養学部 理科II類 入学
平成13年4月 東京大学 理学部 情報科学科進学
平成15年3月 東京大学 理学部 情報科学科卒業
平成15年4月 東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻入学

今までの研究歴

主にプログラム解析や並列化コンパイラに関する研究を行ってきました。
卒業論文では、シングルスレッドプログラムをマルチスレッド化するための並列性を静的に自動抽出する研究を行い、修士進学後は動的並列化や分散環境での並列化に関する研究を行ってきました。


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