ご紹介ありがとうございます。また、このような場にご招待いただきまして、皆様方にサンのソフトウェア戦略のお話をできますことを非常にうれしく思っております。マイクロソフトの方がWeb
service の説明、XML、UDDI、こういったお話を日本語でなさったということで、私よりもよく伝わったのではないかと思います。
◎Our Mission
私の方はサンのミッションとして何を考えているかをお話ししましょう。
ネットエコノミーを可能にする製品技術、サービスのナンバーワンのプロバイダーになるというのを使命として掲げております。また、そのほかにもどんな材料をベースにビジネスをしているのか、サンのソフトウェア戦略の基盤となるもの、それからサンからどんなことが期待できるのかということでご説明していきたいと思います。
"選択""革新""価値"という3つの言葉で説明できると思います。
サンは今まで選択したものを重要視してまいりました。20年前、ビル・ジョイはスタンフォード大学でサンを設立した一人ですが、特にオープンスタンダードを常に推進してまいりました。オープンスタンダード、オープンインターフェイスこそが創造力を発揮でき、開発者がソフトの開発をでき、しかも将来のシステムとの相互応用性がとれるのだと考えてまいりました。ですから、オープンソースという考え方を重要視してきたわけです。
2つ目に"革新"という言葉があります。ビル・ジョイがよく言っておりました。「どんなにお金持ちになっても、またどんなに会社が大きくなっても、世界の優秀な人間は来ないだろう。ほかのところに行ってしまう。大学で仕事をしたり、あるいはほかの会社に行ってしまう」。
私は世界中の大学を回っていますし、東京大学もその一つなんですが、学生の皆さん方にいかに創造力を発揮していただき、そこから価値を引き出すのかということをお話しできますことをうれしく思っております。
◎AnyOne Anytime Anywhere
Anydevice
私どもの戦略のお話をさせていただくわけですが、まずその前に今までの歴史を少しだけ振り返りさせていただきたいと思います。サンの歴史です。
ここに書いてありますのは、マイクロソフトの先ほどのお話の中にも出てきたと思いますが、「だれでも、いつでも、どこでも、どんな端末でも」、タブレットでもマックでもパームパイロットでもということになります。すなわち、安定性、セキュリティ、スケーラビリティというのは、今の電話のダイアルトーン以上にウェブトーンが優れているということです。
96年8月という数字が出ています。これは最初にこのスライドを使い出したときではありません。ある意味では、この言葉は現在多くの人たちが使っている言葉でありますし、またいろいろなベンダーがこれを実現しているといっていいでしょうが、私どもは古くからこの言葉を使ってまいりました。
◎Three Big Bet in 1995
また、大きな賭けをサンはしてまいりました。インターネットが普及する、JAVA技術、ネットワークサービス、それからバンド幅が増えるという、3つの大きな賭けをしてきたわけです。これが1995年10月のことでした。ですから、既にここにあるものはすべて実現しているわけです。
インターネットを一つとってみましょう。ホテルに行って、ブロードバンドのアクセスがあるということは当然なわけですね。そして、56Kbpsのモデムではなくウェブブラウザができる。でも、1995年、マーク・アンドリーセンが新卒でカリフォルニアに来て、ネットスケープ1.0の開発をしていたわけです。当時、インターネットショッピングはできませんでした。教授あるいは学生の数人がEメールを使っていたわけですから、消費者の分野では一切使われていなかった時代なんです。
さて、JAVA。世界の大学の85%でJAVAが教えられています。アメリカの場合ですと、小学校ではちょっと時間がかかっていますが、来年になりますと高校でもC++からJAVA移行すると言っています。3年ほど前にはじめてパスカルカラーC++へ移行したばかりなんですが、現在はJAVAへの移行が進んでいると言っていいでしょう。
3つ目、帯域幅の話です。日本の多くの大学は10ギガビットイーサネットでつながっていると聞いています。先週、10ギガビットのインターネットUのリンクがアメリカの東海岸とヨーロッパでつながったと言われています。ですから、一番大きな疑問は、では、10ギガビットのトラフィックを何に使うのかということになります。サンも10ギガビットの技術で活動してまいりましたが、サンの中では、サンはサンの上で走っているということです。すなわち、サンは自分の会社をベータサイトに使って、そして自分のところで試してはじめて製品を出しているということです。
北カリフォルニアでは、3つのキャンパスがあります。それから、イーストベイとウエストベイ、それからシリコンバレー、こいうったところもファイバーでつながっていまして、1ギガビットです。3万人の人たちがベイエリアで仕事をしておりまして、社員、これがIDカードなんですが、これがクライアントのデバイスと考えてください。32ビットのマイクロプロセッサが入っています。実際には、このカードには入っていませんが、次のバージョンにはトランスミッターも入ることになります。
このカードがあれば、北カリフォルニアのキャンパスに行けば、ラップトップを持っていく必要はありません。橋を渡って別のキャンパスに行っても、シンクライアントにこれを差し込むだけで、自分のフルセッションにアクセスできるということなんです。1ギガビットのイーサネットの接続があるからです。ですから、3万人の社員が全員使っているということになります。10ギガビットよりも今後もっと高速になるでしょう。
◎図
それでは、現状を見ていきたいと思います。
それぞれの国はやそれぞれの地域は一体幾つくらいのデバイスをポケットに入れているかということで、違うかもしれません。ですから、現状はそれぞれの地域、国で違います。でも、IDCやカートナーのデータを使いますと、2002年はデスクトップ以外のデバイスがインターネットにもっとつながってくるだろうと予想していますから、ここに書いていますように、コンピュータがあった時代、1994年、1995年ぐらいですと、FTPがありました、TENETの伝送もありました。でも、FTPを使った方、いらっしゃいますか。学生さんの中にはTENETを使っている方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちに同じことを聞いていますと変な顔をしていますから、知らないわけですね。
ゲーム、XBox、電話もそうなんですよ。IPアドレスを持っているということになります。1つ以上ということもありましょう。
マイクロソフトの音声技術が気に入っておりまして、私のGMの車なんですが、オンスターという音声認識システムが車載で入っていまして、電話番号を言うことができますし、またIPネットワークを介して、GMのデータセンターにつなげることができるようになりますし、質問の回答を受け取ることができます。ですから、現時点で多くの人たちが「私どもはエンベデットコンピュータの時代にいる」と言うでしょう。
10の11乗と呼ばれるコンピュータがある、IPアドレスがあるということ。ですから、IPバージョン6への移行が必要だという時代なんですが、ここ数年、どういった方向にいくか。MITでは新しいエンジニアのビルが建っていまして、現在、建設中なんですが、このビルの中を見てみますと、RFセンサーのついたJAVAカードで冷暖房の管理や入出力の管理ができるようになっていますから、このビルではこういった実験が来年からはじまることになります。MITです。
では、どういった機能かといいますと、電気のスイッチはウェブブラザーからやるというわけではありません。むしろ、そのトランザクションやコンテンツ等々というようなものから、もっとテレメトリーとか制御、コントロールという分野にまで入っていく時代になります。
◎Changing the Expectations
将来的には、組み込みコンピュータのインターネット、いろいろなもののインターネットということになります。では、どんな期待をサンが持っているか。もちろん、そういった期待は常に変わっていくわけです。
1995年パソコンを買った場合に、その中にはTCP/IPのスタックは入っていなかったでしょう。皆さん方、忘れていらっしゃるかもしれません。サードパーティに行って、別のTCP/IPスタックを買って、自分でインストールしなければいけないということがあったわけです。それでFTPやTENETを使っていたわけです。
サンの考えとしては、要素技術−−JAVAとか、XMLとかLDAP、こういったものがすべてOSの中に入ってくるだろうと考えています。Solaris
のOSでもこういったものを現在も入れていますし、もう一つ、コアアプリケーションサーバーというものがすべてのプラットフォームで無料で提供されるということです。これはMicrosoft
.NETの環境と似ていますが、サンのJ2EEの環境、サンといってもこれはオープンなJAVAスタンダードという形になっています。
サンはこのようにおもしろい発表もいたしました。数カ月前に、新しいアプリケーションサーバー、アップサーバー7とはいうのを出しました。これにSolaris
が無料でついていますし、またこのアプリケーションサーバーにウインドウズ、Linux 、XPUX、AIXというものが無料で対応することになります。
学生がデベロッパーになった場合に、J2EEのアプリケーションを開発するといっても、サンのプラットフォームだけということはありません。そのアプリケーションをほかの会社に売るといっても、ほかのプラットフォームにも対応できるというものなんです。ですから、サンは民生用のベンダーと言っていいでしょう。
きょう、ここにタクシーに乗ってまいりました。デジタルカメラで皆さんに写真撮っていらっしゃるんですね。デスクトップからアップロードしていらっしゃるでしょう。でも、現在は、建設現場の人たちもヘルメットをかぶって、作業着を着て、デジタルカメラを持ってその現場の様子を撮っているわけです。金曜日、そのカメラをオフィスに持ち帰って、上司に報告して、ファイルにダウンロードするでしょう。
東京の町でいろいろなワイアレスが使われていますから、カメラも自動的に撮った写真を企業のウェブサイトにアップロードできるはずなんですね。だれかのラップトップとか、あるいはカメラの中にとどめておくということではないでしょう。こんなことはできるはずです。今できる、あるいはまもなくできるということはないにしても、必ずこういったことになりましょう。
また、ポータビリティというのが重要です。J2EEのスタンダードは、どんなJAVAアプリケーションサーバーでもポータビリティがあります。サンはポータルサーバーでも同じことをしています。JAVAポータルスタンダードというのがあります。APPサーバーとポータルサーバー、どういった関係があるかということはおわかりにならないかもしれません。後ほどご説明していきます。
また、最後の点。学校に特に関係することなんですが、スタンススウィートという製品があります。この製品によってデスクトップの生産性を上げるようなアプリケーションというものを出していきたいと思いますし、その場合には負荷がかからないようにしていきたいと考えております。
◎EtoE Service Architecture 
私どもとしては、End to Endのサービスアーキテクチャーを考えています。真ん中にインターネットがありまして、向こう側にはいろいろなクライアントがあります。ほとんどの場合、サンはクライアントをつくっている会社ではありません。携帯電話や車載のものをつくっているわけではありません。私どもはJAVAの技術をこういったところで使っていただいています。
アーキテクチャーの中にいろいろな層がこちらにあります。トランザクション、ユーザー、コネクション、こういった層があります。これからご説明していくつもりでありますが、サーバー技術がいろいろなタイプのアプリケーションに使えます。ウェブサーバーは、例えばその上のアプリケーションは水平的にスケーラビリティを持つことができます。15Kbpsというような、大学であるようなものがなければ、ウェブサーバーを走らせられないというわけではありません。x86のPCでも、あるいはほかのものでもいいわけです。
真ん中の層、通常ですと、プラスのCPUが必要でしょう。バックエンドには問題はまだあります。現時点では、大きなSMPのボックスではうまくいくようになってきました。大きな課題として、例えばハドロンコライダーというのがスイスにあります。非常に大規模なコライダーなんですが、高エネルギー研究所でやっているものです。グリッドコンピューティング−−問題を小さく分割化して小さなサーバーで走らせていくというグリッドコンピューティングなんですが、現在、コンピュータを買って2、3年たって新しいコンピュータあるいは新しいコンピュータモデルにソフトをポーティングしようとしても、ムーアの法則によりますとより速くはなりますが、今のコンピュータですと、ボックスからすぐ出して使えるようになります。一つひとつのサーバーが適切なアプリケーションに対応しているということです。
◎Evolution Not Revolution
サンにはいろいろな種類のサーバーやストレージのプラットフォームを出ていますし、またソフトウェアプラットフォームもあります。そして、ソフトウェアプラットフォームについて、これからそれぞれの層でお話をしていきたいと思います。
このお話はする必要はないと思うんです。XMLとかSOAPとかUDDIが何なのかというお話ですが、ここで大事な点は、1つはウェブサービスというのは革命ではなくて進化だということなんです。サンはウェブサービスの活動、そしてインターネットサービスの活動は設立時代、1982年以来、活動してまいりました。TCP/IPはサン以前に生まれたものなんですが、それも対応してまいりました。
同じように、ウェブサービスと呼ばれるものは、最終目標ではありません。サンでは、よくウェブサービスではないと。むしろサービスオンデマンドという言葉を使っています。それをインターネットで実現するということなんですが、CORBAを覚えていらっしゃる方。オブジェクト志向のプログラミングのCORBAですが、皆様方、若いのでわからないかもしれません。CORBAが出てきたとき、ソフトウェアエンジニアとお話ししますと、「CORBAはすばらしいソフトウェア開発環境だ。オブジェクト志向技術にとってCORBAこそがすべての開発になる」と言って、そしてかなりの高値でCORBAベースのサーバーソフトをベンダーは出してまいりました。
でも、ウェブサービスというのが2002年のCORBAであると言っているわけではありませんが、XMLやSOAP、UDDI、これは決して最終目標ではないんだということをここで言いたかったんです。多くの賢明な人たちがいっぱいいらっしゃいまして、それがウェブサービスのエンドポイントだと言っていますが、そうは思っていません。Jiniのプロトコルもあれば、JXTAのプロトコル、これはPeer
to Peerのコンピューティングのプロトコルです。皆さん方、ナプスターやカザールのファイルシェアリングのプロトコルはお使いだと思います。これはPeer
to Peerプロトコルの初期の例と言っていいでしょう。UCLAのバークレー校、Peer to Peerのプロジェクト、SETIと呼ばれるプロジェクトがあります。
皆様方、スクリーンセーバーでこういったものをごらんになったことがあるかもしれません。今週、バークレー校の方で発表がありました。次世代のセティクライアントと呼ばれる発表なんですが、これはジャクスターのプロトコル、Peer
to Peerのコンピューティングをベースにしています。
また、別のPeer to Peerのコンピューティングのバージョンは要らない。ジャクスターでいいということなんです。これから5年もたてば同じような話の機会があれば、また新しいプロトコルが出てきていることでしょう。
◎Sun One Platform
.NETのお話がありました。Sun One Sun One のプラットフォームとは何なんでしょう。
スコットマクネリーあるいはマーケティングや販売のサンの人間と話しますと、「Sun One と何か」と聞いた場合、違った回答が出てきます。なぜかといいますと、一番上のレベルでのSun
One は展望、ビジョンなんです。サービス・オン・デマンドをインターネット上で実現するというもの、次のレベルはアーキテクチャーのレベルです。すなわちどうやってウェブサービスを実現していくかというレベルです。3つ目のレベルでのSun
One は、皆様方がお使いになるウェブサービス実現のための製品なんです。ですから、サンの場合に、DARTという言葉があります。どんな大学のキャンパスでも、あるいはアメリカや日本の企業でも、コンピュータに何を載せているかと考えますと、データとアプリケーションとレポートとトランザクション、それがDARTなんです。
企業のCIOの場合、こういったDARTで何をするかといいますと、インターネットにセキュリティがある形で、認証ができる形でアクセスできて、世界どこでも、どんな端末でも、だれでも使えるようなセキュリティのある、安全の形で使えるようにするということを考えるでしょう。どれだけやるんでしょうか。
まず、プラットフォームからスタートします。
Solaris 、Linux OSをプラットフォームとして使いますが、その上に構築するのが、Sun One コミュニケーションサーバーなんです。メールとかカレンダーです。こちらのキャンパスの場合、例えばEメールを受けるときにはSun
One メールサーバーを介して受け取るということになります。Sun One アプリケーションサーバー、先ほどもお話ししましたけれども、皆さんはJ2EEとかサーバーサイトのコードを書かれるときには、アプリケーションサーバーの方から環境を提供してくれます。そして、J2EEのコードが走れるようにしてくれます。カスタムロジックなんです。
そして、Sun One インタグレーションサーバーというのは、XMLインターフェイスをエクスポートしまして、ほかのアプリケーションと話ができるようにしてくれます。ピープルソフトのアプリケーションであっても、オラクルのデータベースであってもそうです。ウェブ対応のものに関しては通信がとれるというものです。
そして、最後にディレクトリーサーバーがあります。これはユーザーディレクトリーとかユーザーの認証を提供してくれます。Sun One
ポータルサーバー、ソフトウェアのパッケージですべてのアクセスをどんなデバイスに対しても可能にしてくれるものです。デスクトップだけではなく、ワイアレスに限ったことではなく、プラグインが可能なものであれば、このポータルサーバーと接続することができるようになります。
また、ベンダーの場合は、この見方というものを別の側面から見て、プレゼンテーションしたりするところもあるでしょう。しかし、いずれにしても、この開発を重ねましたアーキテクチャー自身は似たようなものです。
製品を紹介したり、同じカテゴリーの入る製品を紹介する。ただ、その製品名が異なるということになるかもしれません。しかし、Sun
One の場合には、統合化されましたスタックで、こうしたサンの製品をすべて組み合わせて、そして統合化できるようなスタックの中で、ベストの形で提供していきます。その陰に隠れるスタンダードがあるわけで、現在いろいろな、例えばXML、SOAP、UDDI、TCP/IP、JAVAといったようなスタンダードがあります。しかし、オープンスタンダードということですから、皆さんに選択肢があるわけです。どのようなアプリケーションサーバーであっても、どのディレクトリーサーバーであっても、またオフィスの生産性を上げるツールであっても、皆さんの方で選んでいただけるわけです。
サンは3年前ですが、JAVAアカデミックスペシャルインタレストグループというところで200の学校が入っていますグループのスポンサーをしていました。そして、Sun
One ポータルサーバーが商品化される前にこうした活動をしたわけですけれども、彼らはユーポータルというものを開発したいと思ったわけです。JAシグ.オールグのページに行きまして、ソースコードをダウンロードする、あるいはSolaris
、Linux 、Windows のバイナリーをダウンロードしますと、スタックの一番上のところにサンの製品があり、使えるようになります。
15の大学が20万の学生に対してユーポータルのサーバーをSun One スタックの上に置いて提供しています。米国の例なんですが、本当の意味でアップグレードができるというものです。
同じオープンテクノロジーの使っているということです。20年くらい前の話ですが、ビル・ジョーイが取締役に対して「これからファイルシェアリングのプロトコルを公開しよう」といいました。ほかの人たちがファイルをサンのコンピュータから確認することができるようにと。そうしましたら、一人の取締役が「なぜ、そんなことをしなければいけないんだ」といいましたら、ビルは「それこそがオープンスタンダードの優れた点なんだよ」ということを答えたことがありました。
Solaris の話をしてまいりました。皆さん、Linux にも関心がおありでしょう。日本では、Linux の進展はヨーロッパやアメリカと比べてまだちょっと遅いかもしれませんが、カルテック、西海岸のMITと言っていいところですが、技術系のロサンゼルスの地域にあります大学ですが、新入生が学校に入ってきますと、x
86のラップトップをもらって、そこではLinux が動いているわけです。つまり、学校にラップトップを探しにいかなくてもいいということです。Son
Linux のオープンソースのOSなんです。
なぜSon Linux を使うのかということですが、このLinux に関してすべて皆さんが気にいらっしゃる点を全部網羅しているということです。アプリケーションのスタックがバンドルされています。サンの管理フレームワークもありますし、サンのKernelの強化もあります。このハードニングというのは堅牢性のテストを行い、バグを全部除去し、そしてLinux
Kernelが向上しているということなんです。
Linux サーバーに関しては出荷して3年くらいたちました。デバイスのコバル、そしてLinux のグループの担当者が事業を行ってきたわけですが、アプライアンスのリブートを要らないということです。今まで3年間このようなことをしてまいりまして、こうしたLinux
のKernelに関しても、アプライアンスに関して強化できるように努力を重ねてきています。
◎Sun One Platform Products
デスクトップの製品ですが、Star Suiteという名前で呼ばれています。サンは、代替の製品を開発するということではなく、オープンソースという形でまとめています。Star
Suite、Star Office 、これは商標登録の問題があるわけですけれども、このSolaris 、Windows 、Linux
といったようなグロスプラットフォームになっています。マイクロソフトのドキュメントがオープンオフィス、ドットオルグでマック上で使うことができるということなのですが、スコット・マクネリーは「マイクロソフトのオフィスドキュメントをサンのネットワークの上で使うということはできないとしても、お客さんの方からそれを入手することができる」。米国の商務省に関しましても、あるいは教育に関してもいろいろな会議でこうした例を引っ張ってきて、会議で使うことができます。
オープンオフィスのポータルでは、サンのプログラマーはこんな作業をしたことはないというようなことを言っていますけれども、教育に関しましては無償で提供できます。
Gnome Desktop 。Linux のコミュニティに関して提供しているものではありませんけれども、Linux のコミュニティに関してベストな製品として、それぞれの内部で使い、提供しています。
◎Key Sun One Application
では、重要なSun One のアプリケーションの話をいたしましょう。
Sun One Studio 開発ツールというものがありますが、下のところに「学術的な形で使うのであれば、すべて無償である」というふうに書いてあります。私の日本のチームでは、ここの部分をアップグレートする時間が夕べはなかったわけですが、この価格が用意されていますけれども、現在、無償のバージョンを注文することはできませんが、このサイトの方から60日間のトライアルの期間がありまして、皆さんに使っていただくことができくようになっています。学術関係の使用に関しては無償で提供されます。
◎Foundation Technologies
そして、JAVAというのはいろいろな側面がありまして、JAVA2マイクロエディション(ME)、エンバリードデバイスとして、あるいはモバイルフォナでも使っています。JAVA2スタンダードエディション、それで当然JAVA2エンタープライズエディションもあります。
そして、JXTAのPeer to Peerのプロトコルを使っています。Sun Grid Engine があります。そして、さまざまな大学で使われているわけですけれども、すべてのビルディングブロックというのがN1のテクノロジーのためにつくられています。
これは一つの例なんですが、コンピュータは一体何なのか。サーバーがあり、ネットワークがあり、ストレージがありという、この3つの主要なものがあって、その上にOSがきます。5年前、ソフトウェアの開発であれば、特定のOSを書くときに、Cとかベーシックなどを使って、またWindows
やMac 、Solaris 上に書いていらっしゃったと思いますが、現在、そうすることをやっていらっしゃる人々は非常に少ないわけです。商業的な開発者の方々は、JAVAあるいはほかのクロスプラットフォームの言語を採用しています。そして、Sun
One ミドルウェアの環境上で動かしています。
すべてのネットワークをこのシステム化の運用者の目から可視化できるようにしています。個々のサーバーを考慮するのではなく、サービスを管理するという方法をとっているわけです。
◎N1
N1というのは非常に新しいテクノロジーで、Solaris 9で出てきた新しいテクノロジーです。これから3年くらいのリリースでは、このOSのところで使われるということは申し上げることができるでしょう。15Kbps、100CPUで、例えばこの東大の医学部では、8つの15Kbpsのものを採用してインストールされています。また、コンピュータセンターにおいても、2つの15Kbpsが採用されているということで、数は100近くになっています。サンサーバーが100近くになっているということで、100あるいはもっと数が増えた場合、どうやってそれぞれを管理したらよいのかということで、その問題に訴求しているのがN1のテクノロジーなんです。
つまり、ストレージ、そしてコンピューティングの環境をバーチャル化するというのが解決策になるわけです。
◎Linux &Horizontal Computing
サンは3カ月前に最初のLinux サーバーを出荷いたしました。今週は、計画としてLinux Enterprise クライアント・デスクトップをEnterprise用あるいは教育用の環境に対応するように出荷するということで、来年上半期に出すというアナウンスメントをいたしました。
◎Linux Plans
いろいろハードウェアの話をしてまいりましたけれども、Linux というのはコミュニティであって、さまざまな製品間での互換性があります。Star
Office のコミュニティ、そしてその他のコミュニティに関しましては、Gnome のような形で互換性がとれます。また、この製品というのは非常に重要で、学生の方々はLinux
の製品を買ったり、またはスコードを買ったり、カット&ペースをしてLinux のOS上で入れ込み、そして皆さんのプログラムで使えるようにするということをなさると思います。
しかし、ほかのバージョンで動かないということもありますので、弊社はそれらのツールを使って互換性のテストをして、Linux に移植して、そしてオープンソースに出すという方法をとっています。
◎Sun One Centers of Excellence
プログラムで、Sun One Centers of Excellence というのがあります。製品の拡大ができるようになっています。この教育に特化しましたStanford
for Calendar であるとか、あるいはニュージャージーであるとかいったようなところ、またNUT Singaporeもそうです。また、東京大学との協調関係も得まして、この作業を進めていきたいと思っております。
◎Network Identity Management

ネットワークIDの管理の問題もありますが、簡単にお話していきましょう。
マイクロソフトはパスポート、Web service ということをよく言います。このベースは、このリバティアライアンスがベースになっています。リバティアライアンスのプロトコルとパスポートの違いですけれども、両方とも同じような問題に対応するようなものなのですが、現在、パスポートというのは一つの認証ソースであるというふうに呼んでいます。一つの方法です。パスポートサービスは、一つの認証ソースになるわけです。
これの将来のバージョンは日本語化がどれくらいできるかどうかわかりませんけれども、それも私たち努力しています。これをFederated
Identity Management と言っています。アウト・オブ・ボックスでは使えるということです。つまり、一つの認証ベンダーに縛られることはないということです。
このリバティアライアンスはサンやいろいろな企業、例えばユナイテッド航空であるとか、ビザとかAOLとかHPとか200くらいの大きな企業が参画しています。
◎Sun's H/W Direction
サンのハードウェアの方向性ですけれども、大型のサーバーつくり続けていきます。
より密度の高い、安価なサーバーを出していきます。そして、今週のアナウンスメントがありましたが、ウルトラスパーク3を現在出荷しています。ウルトラパーク4のテストをし、6とか7といったようなものをこれからも出していくということで、弊社が現在世界第2位の規模を誇ります開発者がいます。
◎Sun's S/W Direction
そして、このOSのチームとしましても、サンが抱えていますチームは世界で第2位の規模を誇っています。ハードウェアのプラットフォームがあります。水平、縦型両方に拡張性を持っているわけです。
◎Sun's Direction
プログラミングインターフェイスに関しては、Sun One 環境になっていまして、このオペレーターインターフェイスのところはN1のテクノロジーがベースになっていまして、それを囲んでいるのがSun
Sigma というクオリティプログラムになっています。
私はすべて時間を使ってしまったと思いますので、また何かご質問があればお受けしたいと思います。(拍手)
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