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東京大学 大学院 情報理工学系研究科  
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図1のモデルを使った実験結果

左の列「運動の言語的解釈」は、入力が「運動」で、出力が「文章」。これは運動を文章に翻訳もしくは文章として解釈することに相当する。
「左上図」は、「走る」運動をロボットが観察すると、これを運動の記号として認識し、その運動の記号から「選手が走る」という文章を作文している。「左下図」は、「ヘッドスライディング」運動を、ロボットは「走者が飛び込む」という文章として解釈している。

右の列「言語からの運動連想」は、上とは逆に入力が「文章」で、出力が「運動」。文章から運動を連想すること、言語(単なる文字ではなく)を実際の運動として理解していることを表す。
「右上図」は、「選手がボールを投げる」という文章から、「投げる」に相当する運動が連想される。「右下図」は、「投手がマウンドにうずくまる」という文章から、「かがむ」ような運動が連想される。

「図1」の左(Motion is interpreted as a sentence)の実験結果が「図2」の左列
「図1」の右(Motion is associated with a sentence)の実験結果が「図2」の右列
と対応している。



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