東京大学
東京大学 大学院 情報理工学系研究科  
close

離散化と連続化の操作

関数の離散化と連続化の操作は自然に定義できる。連続変数の関数を離散化するには、変数を整数に限って考えればよい。離散変数の関数を連続化するには、隣り合う点を線分で結べばよい。このとき、次のことが成り立つ。連続変数の関数を離散化して連続化すると、必ずしも元の関数に戻らない。離散変数の関数を連続化して離散化すると、元の関数に戻る。
話が簡単なのは、1変数の場合である。多変数の場合、離散化は同じように定義できるが、連続化の定義には工夫が必要。多変数の場合に「隣り合う点」が定義できないからである。

離散化と連続化の操作

大学院 情報理工学系研究科 お問い合せ先 東京大学