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 2008/04/18
創造情報学専攻の平木敬教授、稲葉真理准教授ら
平成20年度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞

 創造情報学専攻の平木敬教授、稲葉真理准教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の加藤朗教授は、「超遠距離超高速データ通信方式の研究」により平成20年度文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞した(文部科学省の報道発表のURLはhttp://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/03/08030609.htm )

 「超遠距離超高速データ通信方式の研究」は、遠距離広帯域実ネットワークで高効率なデータ転送を実現するための研究である。2004年に世界で初めてアジア・アメリカ・ヨーロッパをつなぐWANPHYネットワークを構築、高効率データ転送を行い、その国際的相互運用への道を切り拓き、以降、アジア・アメリカ・ヨーロッパにまたがる9組織と協力し、国際的な研究開発実験を行ってきたことが評価された。

 具体的には、レイヤ間協調方式を提案、実装・実験を行い、2006年には単一ストリームTCPデータ転送でバンド幅利用率99%を達成した。TCP長距離通信技術の最速記録(インターネット速度世界記録)を3年間で10度更新、現在も保持している。またこれらの成果をもとに、ユーザーが距離を意識せずに利用できるデータ共有システムを構築、物理学・天文学・地球惑星科学など最先端研究機関で利用されている。ここで開発されたTCP技術は、次世代インターネット利用の根幹技術として広く普及し始めており、今後5年程度で家庭用光ネットワークへの技術移行が見込まれている。

 平木教授が代表を務める「データレゼボワールIPv6/IPv4TCP データ転送実験チーム」は、2007年度総務大臣表彰「情報化促進部門」も受賞しており (http://www.i.u-tokyo.ac.jp/news/ist/071005_1.shtml )2年連続の大臣表彰となった。

 受賞式は、平成20年度(第49回)科学技術週間特別行事の一環として、4月15日、東京・虎ノ門の虎ノ門パストラルで行われた。



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