概要

研究科案内

修了後の進路

 情報分野は現在最も成長している産業分野であり、この成長は少なくとも21世紀前半を通じて今後も継続するものと考えられる。直接「情報科学技術」を対象とする産業分野だけでなく、全産業分野に於いて情報システムへの依存度の増大、新規情報システムへの投資の増大により、情報技術者、研究者の活躍範囲は拡大している。
 この状況を反映して、新研究科の元になる情報科学専攻、計数工学専攻、電子情報工学専攻、機械情報工学専攻、情報工学専攻への求人は非常に多く、対象学生の3~5倍の求人がある現状である。情報、電機、通信、機械産業を始めとして、産業の広い分野に進んで、その技術の中心的存在として活躍している。この他に、大学、公共的研究機関へ進み先端的情報研究に従事する者、官庁等の公共機関へ進み情報に関する政策に従事する者も多い。
 これらの状況から考えて、情報科学技術に関して深くて広い専門的知識、能力を修得した本研究科の修了者は、上記分野と今後に勃興する新しい情報ビジネス、及び研究開発分野に進み、情報に関する新技術、新システム開発の核となる技術者、研究者として活躍するものと期待できる。
ISTyくん